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2018.06.10(Sun)

美容師が市販されている白髪染めシャンプートリートメントをオススメしない理由とは!

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大人世代の髪の悩みと言えば白髪が1番気になる方が多いと思いますが、現在市販されている物も含めて多種多用な白髪染め関連の商品が販売されています。いろいろあり過ぎてどんな商品を使えば良いのか?わからなくて困っている方もいらっしゃると思いますので今回は青砥が美容師として、ご使用に関して欲して注意して頂きたいポイントを説明させて頂きます。

市販化されている代表的なカラー剤の種類ってどんなものがあるんだろう!

市販されているカラー剤は大きく分けると3種類に分類されます。1つは昔からある1剤と2剤を混ぜて使用するクリームタイプのカラー剤、またここ数年で広まった泡タイプのカラー剤。これからを分類1とします。

 

続いてが今回のタイトルにもさせて頂いたカラーシャンプーやトリートメント。最近では通信販売などで広まり使用されている方も多いようです。これを分類2とさせて頂きます。そして最後が白髪かくしなど、その日だけ染まってくれる、シャンプーで洗い流せるカラーマスカラです。こちらを分類3とします。

それぞれカラー剤の種類によるメリットやデメリットとは!

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上記で市販されているカラー剤を3つに分類させて頂きました。一体それぞれのカラー剤にどのような特徴があるのでしょうか?
分類1のカラーは基本的には髪が染まる原理はステラでするカラーと同じと言えます。染料が毛髪内部で発色するタイプのカラー剤になります。メリットとしてはある程度しっかり染まりますが、デメリットとしては塗りムラや発色のムラがでやすかったり髪がダメージを受けやすいです。
分類2は染料を少しずつ髪表面に付着させて重ねていくことで染まるカラー剤です。メリットとしては毛髪自体にはダメージを与えません。ただデメリットとしては、かなり染まりにくく、髪を明るく出来ない、また場合によっては髪のボリュームなんかもでにくくなる事があります。
髪表面に染料が徐々に付着して重なり髪が重くなる為。そして最後が分類3マスカラタイプのカラー剤。メリットはある程度しっかりと染まりますし、髪を痛めることなく白髪を染めるこてが可能です。ただデメリットとしては、毎日のシャンプーで完全に色が落ちてしまいますので、その都度お出かけ前に染め必要があります。

美容師がオススメする自宅で出来る白髪染めとは!

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分類1〜3のカラー剤で美容師の青砥がオススメする自宅で出来るカラー剤とは一体どれなんでしょうか!?以外!?にもオススメするのは分類3のマスカラタイプのカラー剤です!出かける前に毎回染めないといけない大変さはありますが、これが1番気になる白髪をしっかり染めれて、尚且つ髪が傷まずしかも美容室で行うサロンカラーの発色を遮らないので、美容室で綺麗に染める事ができます。

美容師が市販白髪染めシャンプーやトリートメントなどをオススメしない理由とは!

以上のように美容師が白髪染めシャンプーやトリートメントをオススメしない理由とは

色味を調節出来ないとか、髪を明るくすることが出来ないなど理由はいろいろありますが
最大の理由は、美容室でのサロンカラーに対して1番悪影響を与えるカラー剤だからです。
カラーシャンプーやカラートリートメントなどは染料を髪表面に付着させて、何回も繰り返し使用することで髪表面に色素を重ねていくことで染まっているように見せるのですが、このタイプのホームカラーをされていると髪表面をコーティングされた染料が覆ってしまっている為、美容室でのサロンカラー剤の染料が毛髪内部に浸透出来なくなります。
また同時にサロンカラーの魅力のひとつの色味も濁り、イメージした色にならなくなります。なので美容室でサロンカラーをされる方にはオススメできません。

まとめ

美容師として毎日お客様と接する中で白髪が気になるタイミングは人それぞれだとは思いますが、早い方で2週間ぐらいから気になる方もいらっしゃいます。なかなかその周期で美容室に通う事が出来ない場合も多くあると思います。

なのでそういう時に自宅で出来るホームカラーは便利ですよね。なので全て悪いとは思いませんが、沢山出回っている市販のカラー剤を理解してどんな商品を使用するかは大事な事です。言うまでもありませんが美容室でするサロンカラーの方が圧倒的に低ダメージで仕上がりも綺麗です。なのでサロンカラーとホームカラーの違いがもっと理解されてよりお客様にとって今回のブログの内容がプラスになれば幸いです。

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