2020.10.25(Sun)
最近よく聞くカラートリートメントって一体どんなものなの!?
最近、ネットでの広告やドラックストアなどで頻繁に聞いたり見たりするカラートリートメント。なんとなくイメージはできるんですが一体
どんな特徴があるのでしょうか!?
カラーしながらトリートメント効果もあるなんて
一石二鳥ですが・・・
今回は最近話題!?のトリートメントカラーに
ついてその特徴や美容室でのカラーとの違いについて書きたいと思いますので是非最後まで読んで
みて下さいね!!
カラートリートメントの染色の主成分は2つあります。
①『塩基性染料』と②『HC染料』です。
難しい言葉は抜きにして①の方はイオンの力で、髪の表面に染料が吸着します。つまり髪の表面に色のコーティングがされるイメージになります。
そして、もう一つ②は染毛の補助的な役割を果た
すカラートリートメント。
こちらは、キューティクルの隙間から毛髪内部に入り込み定着するタイプで補助的な役割になります。
これらがカラートリートメントの主成分となりますが、2つとも毛髪のメラニン色素を分解するわけではありません。
なので髪が明るくなるということはなく、髪の表面に色をつけていくというイメージになります。
カラートリートメントというのは基本的にトリートメントです。そこに色が染まるという機能をつけているものです。
なのでそのままなんですが色も染まりながら髪の手触りもよくなります!
また、脱色剤や酸化染毛剤(美容室でのカラー)ように髪のキューティクルを開き、メラニン色素を分解するような作用はありませんので物理的にダメージはありません。
ヘアマニキュアと同じで色でコーティングされるだけですので、毛髪内部には影響は与えません。
美容院で染めるにしても、セルフカラーをやるにしても、いわゆる一般的なカラー剤(酸化染毛剤もしくはヘアマニキュア)の場合は、塗布するのに15分、放置時間が10〜20分以上かかります。(手間取ればもっとかかることもあります)
それに対してカラートリートメントは、いつものコンディショナー代わりにつけて10分程度放置するタイプが多いようです。
なので時短なのもカラートリートメントの特徴のひとつですね。
美容室でのカラー(酸化染毛剤やヘアマニキュア)の場合は、放置時間さえ守れば一度の使用でしっかりと染まりきります。
それに対して、カラートリートメントの場合は1回では100%は染まりません。
毎日連続使用することで少しずつ色素が定着していきます。またおよそ2週間ほどで褪色(色落ち)するものが多いようなので使い続ける事が必要です。
またメラニン色素を分解するわけではなく、元々の髪色に色味をつけてコーティングするような染まり方なので地毛を明るくすることは出来ず、白髪に色味を入れる、もしくは既に明るくなっている部分を暗くしたり色味を入れることしかできません。
いかがでしたでしょうか!?
今よく目にする事が多いカラートリートメントについて今回は書かせて頂きました。勿論メリット・デメリットはありますが、ライフスタイルやなりたい希望に合わせて使用される事をおすすめします!!
注意事項としては・・・
やはり美容室のカラーとは染色の仕組みが違うので、カラートリートメントとの相性は良くないと言えます。なのでカラートリートメントを使っていて、美容室でカラーをされる時は必ずカウンセリング時に申告される事をおすすめします。
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